久しぶりに映画をみました。
「300」と「墨攻」の二本です。
この組み合わせは特に意味はなく、借りたからです。
あえて言うならば、DVD貸してくれた人が歴史好きという所。
どっちがお気に入りかと考えると、個人的に「墨攻」です。
「300」は展開がシンプル、というかかなり良くある趣向のつくりでした。
しかしCGをやる人間として「300」の映像は見ごたえがありました。
それだけで買いとだ言ってもいいと思いました。
メイキング映像を見ると撮影時の映像と、CGを適用した後の映像の差が面白い。
構図だけ決めた映像が、絵に描いたような豊かな質感になっています。
原作コミックを元にした演出やシーンもすごく決まっています。
決まりすぎてストーリーなんか気にならない。
この映画はこれが見せたかったんだろうと、個人的に解釈しているのですごくよかったです。
一応メイキングに色々と歴史的考察があり、それはそれで興味深い内容でした。
しかし予備知識無しに、映画だけ見た人にはわからないと思います。
特に日本人にはギリシャの話は馴染みがないので・・・・
しかし、映像だけで十二分に見せてくれる映画です。
次は「墨攻」です。
なぜこちらのが気に入ったか。
アクション物にもドラマとして面白いなと思える要素が欲しいというのが自分の考えで、
「墨攻」の方がそれを感じることができました。
墨子によって作られた思想家集団の一人が城を守るために戦う話なのですが、
彼らは守るためにしか戦わない戦術家の集まりみたいです。
墨家で調べると色々出てくると思います。
そしてこれは、その一人が圧倒的劣勢の梁城を様々な戦術で守る物語。
戦略とかも見所なのですが、墨家という存在と思想に興味を持てたし、
思想と自分の想いに揺れる主人公にドラマがありました。
決して派手ではないですが、各シーンが丁寧で制作者の拘りを感じました。
ちなみにタイトルは墨守という言葉を元にした造語のようです。
連続ドラマ何かにして、もっと丁寧に描いてもいいんじゃないかと思いました。
やはりこういう映画は歴史的な背景もしってると楽しめます。
いろいろ映画上では語られない物語の設定、歴史的要素もあったようでした。
思想とかの話になると色々長くなりますが、単純に昔の思想、作者の思想を
自分の持つ思想や、世間の通念とかと比較すると面白いです。
そういう意味でも楽しめました。
まとめると、墨家という新鮮な要素があったのでこちらがお気に入りです。

